2006年私的名盤

無論、独断と偏見さ。

MONSTER

MONSTER

最近LIVE DVDも買ったんだけどね、改めて良さを確認。
どれも曲は粒ぞろいだし、一貫性がないようで、聴いてみると以外とバランスとれてるし、
とても優秀だったと思います。
アルバム全体でみると、今回はミドルテンポの曲(恋のサマーセッション、ケムリの世界、ネテモサメテモ)が結構映えてたと思います。
無論、ALL-OUT ATTACKとか雨だれぶるーず、とかも最高だけど。
特に欠点は見当たらないんだけどね、でも満点じゃないの。なんでかね?
過去のB'zのアルバムで見ても、かなり好きなほうです、このアルバムは。
シングル曲ではSPLASHが結構好きなので、LIVEで定番曲になってくれると嬉しいな。
あと、ARIGATOもLIVEでやってくれないかなぁ・・・。名曲だと思うんだけど。


結局、前作「By The Way」、前々作「Californication」にくらべて『このアルバムばっかり聴いてる』という時期が短かった。随分と。いいか悪いかは別として。多分、そういう性質のアルバムだったんだろうね、僕にとって。
コンセプトがあってそれに沿って作られた作品ではないだろうし、「数ある曲の中からパッ、と28曲切り取られたのがこのアルバム」なんだろうね。だからアルバムの流れ(起伏)もそこまで無いし、山場、見せ場、がない。
ただ、純粋なエネルギーから生まれた曲が集まった作品。
なんで、1曲1曲単体で聴くと凄くいいのに、アルバムでまとめて聴くと逆にそんなに良く思えないのかも。
…なんてことを世間のレビューみてて思った。


最高傑作。・・・多分。
今時こんなにドカン、ドカンとハードロックやってるバンドもおるまい。
ピュアです、ストレートです、ファンクです。
前作にくらべ、ファンクがより多く盛り込まれた印象。
なんで、ただでさえ面白かったリフがさらにいいですよ、今回。
バラードのメロディーに磨きがかかったんじゃないかな?
「繰り返し聴きたくなる」という点では、今年1番でした。


こんな感じでしょう、今年の3枚は。
そもそも語れるほど新譜は買っていないんだけどね(笑
次点は宇多田さんのULTRA BLUEでしょうか。

ULTRA BLUE

ULTRA BLUE

宇多田さんの最高傑作だと思う。というか、毎回毎回進化してるよね、宇多田さんは。
特に1曲目のThis is Loveから5曲目のMaking Loveまでのたたみかけは素晴らしい。
それ以降もいいんだけどね。
とにかく隙がない。来年の活動も楽しみにしてます。
数あるベストアルバムリリースラッシュの中じゃ、一青さんのがよかったです。


続いて旧譜編。

OMOIDE IN MY HEAD 1 ~BEST&B-SIDES~

OMOIDE IN MY HEAD 1 ~BEST&B-SIDES~

今年の夏の象徴。
・・・って冬になっても聴いてるけど。
素晴らしきバンドの演奏。鋭い言葉とサウンドが突き刺さる。


& (通常盤)

& (通常盤)

完成度で言ったら75%くらいなんだろうね、このアルバムは。
そこが魅力。
シングル曲の影響か、アルバムとしてはわりとバランスとれてるのですが、
アルバム曲が冒険的でふわふわしてるので、そこがすきになれるかなれないかがこのアルバムの評価の分かれ目、でしょうね。
僕は好き、のほうだったので評価が高い、ってわけで。
「さよならありがと」の「また少し君のこと 無断で好きになったけど」ってフレーズにはどきっ、とした。


Crow Left of the Murder (Hybr)

Crow Left of the Murder (Hybr)

最近新譜出ましたね、incubus。それより1個前のやつ、ですこれ。
まずなんと言っても1曲目の「Megalomaniac」。カッコよすぎです。
それ以降の曲は、いかにもincubusらしい曲が並ぶ。
どの曲も非常に練られていた、という印象。
ただ逆に「なんだか淡白だった」と感じる人もいるだろうね。

OUT OF EXILE

OUT OF EXILE

今年のREVELATIONに比べ、わりとコンパクトにまとまってるかな。
アルバムとしての流れも非常によく、飽きが来ない。
ひたすらストレートなハードロックをやってるのに飽きがこない、ってのは凄いと思います。
このアルバムが優等生すぎる、という印象を受けた方はREVELATIOMをどうぞ。


こんな感じですかね。来年はどんな音楽に出会えるのか、楽しみです。